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親の背中を拭くように

昨日、お墓参りに行ってきた。

お墓参りなんて
特別気にしたことなんてなかったが、

平成15年に
母が他界してから
毎月実家に帰り
お墓参りをしてきた。

実家で1人暮らしになる
父の様子を見るためもあったが、

私の中では
「墓石を拭く」ことが
一番の理由だった。

母が亡くなり、
納骨を済ませた翌月、
お墓参りに行った。

墓石を拭きながら
私は
母に何度も詫びた。

母は
私にとって
母であり、姉であり、友であり、
尊敬する女性であった。

そんな母は
そこに存在するだけで
人から愛される人だった。

多くの苦労をしてきたが、
苦労が顔に出ないタイプ(笑)

話し好きで、

苦労話も
なぜかみんなで笑えちゃうほど
話し上手(笑)

でも、
本人は、
「笑い話じゃないのに。
なんでかねぇ~」

右頬にエクボをつくってキョトンとしてる。

私が今、
いろんな人から大切にしてもらえるのも、
そんな母の徳のおかげだ。

母が亡くなって8年経つが、
未だに
見ず知らずの人から
声をかけられる。

父が亡くなったときも、
多くの人に助けてもらった。

「あなたのお母さんには
ほんとによくしてもらったから」と・・・

私も
母からいっぱい与えてもらった。

だけど、
私は母に何もしてあげられなかった。
むしろ
いっぱい奪ったといっていい。

母が胃がんの手術をしたときも、
仕事があって
なかなかずっと側にいることができなかった。
身体を拭いてあげることもできなかった。

母の強さに
甘えて・・・
いつまでも甘えて・・・

母が死ぬときすら
「一緒に連れて行って」
と泣きながら甘えたくらいだ。

そんな母への親不孝を
詫びながら、
私は
毎月毎月
母の背中を拭くように
墓石を拭いていた。

この春からは
父の背中も拭くことになった。

子どもの頃
背中をかいてくれといわれても
絶対イヤだと断り
触れてこなかった父の身体は、

晩年やせて・・・

それでも
彼は
自分で身体を拭いていた。

私も
父の自立のために
なるべく自分で拭くように促してきた。
ちょっと拭いてくれと頼まれても、
自分で拭けないのっ?
と、
時には厳しく言ったりもしていた。

遺品を整理していたら、

平成22年度の
父の確定申告の封筒に、

「よろこにぶらさがり。
よろこに福岡から出してもらう。」


メモが残されていた。

急に泣けてきて・・・

思えば、
父が元気で自立して
長生きしてくれていたから、
私は福岡で自分のことをがんばれた。

私に甘えたいこともあったろう、
私と一緒にいろんなこともしたかったろうと思うと、

ありがとう
という言葉が
自然と口から漏れてくる。

あんなに厳しくしなくても、
優しく拭いてあげればよかった。

月に1回帰省して
実家にいる
ほんの1日やそこら、
拭いてあげればよかったと、

今は墓石を拭いている。

ありがとうお父さん。
ありがとうお母さん。


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テーマ : ひとりごとのようなもの
ジャンル : 日記

父のこと3 父の夢を見た

昨日、
父の夢を見た。

亡くなってから・・・
1度だけ
夢に出てきた父だったが、

すっかりあの世で
母や自分の母親たちと
ほのぼの暮らしてるんだろうなぁと
思ってた。

夢の中で
私がなにやらしていると・・・

ふと気づくと、

いつもの部屋の
いつもの場所に
いつもの格好の父が居た。

よ@「お父さん、どうしたん?」

父がつらそうに立ち上がる。

よ@「どうしたん?えらいんかね?」
注:「えらいんかね?」は「身体がつらいのか?」という意味。

父「おお」

ふらついている。

父の背中を支えながら

よ@「だってしょうがないよ。
ガ・・・ガンなんだからしょうがないよ」

泣けてきた。

私は
生前父に病名告知をしなかった。

父「おお、分かっちょる」

父の顔は穏やかだった。

父「今更ながら、
仕事がしたいのぉ」

泣けて泣けてしょうがなかった。

私は泣きながら
父のお腹をさすり

「だってしょうがないよ、
こんなところにガンができたから、
こんなところにガンができたんだから・・・」

泣けて泣けて
目が覚めた。

そして泣いた。

朝からびーびー泣いた(笑)

父には
まだまだしたいことがあった。

私と一緒に
行きたいところもあった。

私と一緒に
住みたいとも思っていた。

そんなことが思い出されて、
泣けて泣けてしょうがない。

「今更ながら
仕事がしたい」

仕事人間だった父らしい言葉。

泣きながらふっと思った。


私は超忙しい。

でも
その忙しさは、
仕事をしてる忙しさではない。

やらなきゃならないことを
こなしてるだけだ。
そんなことに毎日追われている。

私、仕事しよぅ・・・
ちゃんと仕事しよう!

父の言葉は
私へのメッセージだったのかもしれない。


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父のこと2 父が嫌いだった

実は、
昨年末、
私は一度
高齢者福祉協会に行っていた。

父がサギまがいにひっかかったこともあって、
一人で暮らす父が心配で
相談に行ったのだ。

父が一人で暮らすのが心配なら
一緒に住めばいいじゃないか

確かに・・・

私も何度もそのことを考えた。

考えて考えて考えて・・・
そしていつも結論は

「このままで」

だった。

週に1度、父と電話で話す。
月に1度、帰省する。

たった1度の電話や帰省でも
イラっとすることがある私。

父に冷たくしてしまうより、
少ない機会を父に優しくできるほうが
父にとっても
私にとってもいい・・・
そういう判断だ。

私は
小さい頃から父が嫌いだった。

父の記憶で
一番古いものは、

テーブルの上のお茶碗を
払い落として大声で怒鳴っている父の姿だ。

母は泣いていた。

父「人生は金じゃない」

というのが父の口癖。

父は新聞記者だった。

父「ブンヤ(新聞屋)ってのは、
世のため人のため。
金儲けのために働かないっ」

これも父の口癖。

しかも、

今まで地元新聞のなかった地方で
新聞発刊しようという
地元の後押しで、
地方紙の社長になんかになってしまったものだから、

そんな肩書きだけど
実質手取りはなく、

お金はすべて経営に消えていた。

おかげで
母が苦労した。

母が生活を支えてたのだ。

それに、

夜遅く
酔っ払って戻ってきては

父「父親が帰ってきたんだから
起きろ~~」

と起こされ、

お土産をありがたく食べなければならなかった。

普通に戻ってきた日も、
晩酌が過ぎ、
結局は酔っ払って
私や母のやることなすことにケチをつけた。

父とケンカしない日はなかった。

親戚のおばちゃんたちは

「お父さんは
バクチをするわけではないし、
暴力をふるうわけでもないし・・・
女遊びをするわけでもない。
仕事道楽なだけだ」

と言った。

だけど・・・

日ごろ父親らしいことは
何一つしないのに、
酔っ払って
父親面する人・・・
母に苦労かける人・・・

それが私にとっての父だった。

父にどこかに連れてってもらった記憶もない。

ある日
勇気をふるって
よ@「サファリに行きたい」
と言ってみた。

そしたら、

父「サファリは逃げない」

と言った。

期待をした
私がバカだったと
即座に思った。

もう二度と
この人にどこかに行きたいなんて言わないと
決意した瞬間でもあった。

父の趣味の釣りには
小学校の6年間
連れて行かれた。

でも
まったくうれしくなかった。

日が昇る前に海に行かなきゃ釣れないってことで
日曜日の朝2時、3時に起こされた。

仕事を持ち、
遅くまで家事をしていた母も
その時間までには起き、
おむすびと玉子焼きを作ってくれた。
その味は今でも忘れない。

父「釣りには
家族が一緒に行かなければならないっ!」

ってことで、
釣りには母も一緒に行った。

海に行って、
ようやく楽しみ始めたお昼前ころ、

父「日が高くなって
釣れなくなるから
帰るぞ」

お昼には家に帰り着き、
あの人はお昼寝をする。

母はお昼の準備をし
洗濯をし
晩の準備をする。

あの人が行きたいだけじゃん!
一人で行けばいいじゃん!!

ある日、
私はずっと寝たフリをした。
起きなければ、
連れて行かれることもないと考えたからだ。

しかし結局
無理やり布団から引きずり出された・・・

晩年父は、

父「お前を釣りに連れて行ったのは、
自然と触れ合うことが
情操教育になるからだ」

と言った。

私は・・・
教育なんかより、
お父さんとお母さんと私との
楽しい時間が欲しかった。

私は
この人を
お父さんと呼びたくない。

中学生の頃、

窓の向こうに
真夏の太陽の照り返しをギラギラ感じながら、

台所で
カレーを作るために
ニンジンを切っていた私は、

ふっと部屋に目を向け、

昼寝をしているあの人を見て、
手に持っている包丁を握りなおし、

「今ならやれる・・・」

とホンキで思ったこともあった。

あの人さえ
いなければ・・・

とにかく
あの人がいる限り、
私や母の幸せはないと思っていた。

だいたい我が家は
基本、母子家庭じゃないかっ!

私が小学校に入学する前は、
父とは別々に住んでいた。

だから
お茶碗払い落として
怒鳴ってた人も、
後で父親だと分かったくらいだ。

なのに、
全てがあの人を中心に回っている。

もう耐えられない・・・

しかし、

その後、
大学へ入学して家を出ると、

私はあの人から自由になった。

あの人がいない生活が、
こんなに素晴らしなんてっ!!

私はあの人から自由になった。

つづく・・・


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父のこと1 父の異変

3月15日、

今日こそは
父に
介護申請してもらうぞっ!と
意気込んで帰省した。

我が家には
老人介護
問題が横たわっていたからだ。

一人暮らしの高齢の父、
離れて暮らす私はひとりっ子。

その日
帰ってみると、
父は廊下で
両膝と両手をついて
ぜーぜー息をあらげていた。

よ@「お父さん!
どうしたの?大丈夫?」

父「はーはー
ぜーぜー

父を起こし、
ゆっくり部屋に戻る。

よ@「お父さん、
介護申請しようよ。
お父さんはまだまだ頑張ってできるけど、
お手伝いしてくれる人がいたっていいじゃない

父「おぉ・・・ゼーゼー

おっと!
ついに父が介護申請をOKしたぞ~

それにしても・・・

平成15年に
母が亡くなって7年、
今年8年目、

父はその間、
ずっと一人できちんと生活していた。

月に1度、
母の月命日にあわせ帰省していた私と
お墓参りにも行っていた。

それが、
去年の夏、
異常に暑かったこともあって
お墓参りも私だけが行くようになり・・・

そのせいか、
父は
めっきり外に出ることが少なくなっていた。

そして
そのせいか、
もともと痩せていた父は
ほんと細くなっていた。

この日、
廊下で両手両膝をついて
ぜーぜーしている父に、

私は・・・

よ@「お父さん、
筋力が落ちてるんだよ。

3年くらい前に
肺炎になって入院したやん。

そのときに
体重落ちて、
筋肉落ちて・・・

そこから回復ができてない上に、
最近は
出歩くことも少なくなってるんだから

だから、
こんなふうに
フラフラしちゃって
倒れちゃうんだよっ!」


叱るように
父に介護申請をうながしたのだ。

父は
こたつにちょこんと座り、
ぜーぜーしながら

父「分かった。
もう言うな。
お前に任せる(ゼーゼー)

と言った。

私は
すぐさま高齢者福祉協会へ
介護申請をしに行った。

私は
行きながら思った。

よ@「早くしなければ・・・」

去年の冬ころから、
父は
車の運転をやめた。

今年の免許の更新で
免許証を返納しようと思うと
電話でも話していた。

車の運転は、
父にとって
自分自身のバロメーターになっていた。

父「運転できるうちは
まだまだイケる(笑)」

と言っていたほどだ。

他人から見れば
高齢者の運転は、
不安で不安で
やめて欲しいものなのだろうが、

父にとっては
自尊心を保つものになっていた。

その運転を
やめなきゃならないと
本人が感じている。

野球選手がユニフォームを脱ぐようなものだ。

その上、

以前のブログでも触れたが、

サギまがいにひっかかったことも
父の自尊心を傷つけていた。

そして
ついに
介護申請・・・

人が生きるって
いろんな生き方がある。

人に助けを求め
人の助けを受け入れ、
極端な話
自分では一切何もしなくても
自分を保てる人もいる。

父は
来るものは拒まない方だが、
自分から助けを求め
その助けにあぐらをかくようには
生きられない人だ。

運転をやめたら
誰かに助けてもらわなければ
どこにも行けなくなる。

自分だけの判断では
サギにひっかかってしまうかもしれない。

そして・・・
ついに
トイレに行くのに
ふらつく・・・

父の自尊心が崩壊してしまう。

85歳のこの歳まで
一人で頑張ってきただけに、
それは一気にくるのではないか・・・

だから、

早く
新しいステージで
生きていく
道しるべを見つけて欲しい・・・

そういう思いで、

私は
高齢者福祉協会に急いだ。

つづく・・・


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東北地方太平洋沖地震災害への支援に関しては、
福岡県庁ホームページ
確認ください。

支援物資の状況や
義援金の受領については
福岡県から県政記者クラブに配布されている
記者発表資料
確認ください。

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